わたしはどんな形をしているのだろう。
なんども繰り返すその問いの答えは、
捉えたかと思うとすぐにあやふやになってしまう。
わたしという存在を認識することの難しさ。
確かに私はここに存在している。
「わたしは今ここにいます」と言うために、
自らそのあやふやな輪郭を行き来してみる。